前場は、円相場の軟化を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が昨年5月以来の3400円台を回復し、日立製作所<6501>(東1)も一時年初来の高値を連日更新。ただ、年初から2日続けて売買代金1位のまま上値を追い注目された三菱商事<8058>(東1)は3位で反落基調。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタ銘柄。2位のアーク<7873>(東1・JQS重複上場)はレアアース利用の部品メーカーの国内投資に政府が補助金と伝えられ19.0%高、3位のJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)はJPモルガン証券の積極評価で一時ストップ高を交えて15.0%高。
アイロムホールディングス<2372>(東1)は低PBRと信用売りの逆日歩がいわれて8.8%高、吉野家ホールディングス<9861>(東1)は業績予想の増額修正を好感し4.4%高。フランスベッドホールディングス<7840>(東1)も低PBRで水準訂正の余地と3.6%高となった。
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2011年01月07日