住友商事<8053>(東1)は7日、4日ぶりに軟調で小反落となり、1214円(4円安)で上げ止まり終値は1213円(5円安)。昨日まで3日続伸で昨年来の高値1219円をつけたこともあり、上げ一服となった。
同社は昨日の夕方、日本車輌製造<7102>(東1)とともに台湾で鉄道車両の大型受注を発表。ただ、これは同日午後の取引時間中に一部で伝えられ、昨年来の高値に進むぱわーとなったこともあり、正式発表後の反応は追撃買いよりも目先売りとなった。日本車輌製造も昨日急伸し高値を更新したが、本日の終値は452円(12円安)。
発表では、台湾鉄路管理局から車体傾斜式電車(いわゆる振子式電車)136両を契約金額約300億円で受注。住友商事と日本車輌製造は、10年9月にも米国・北東イリノイ地域鉄道公社からの受注を発表するなど、米国だけでもこれまでに886両の電車・客車の納入実績があるという。
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2011年01月07日