11日前場の東京株式市場は、全般に底堅い相場。日経平均の先物は、NY株式が前週末から週明けにかけて小幅続落となったことがあり重かったものの、為替が横ばい圏で安定したため自動車、繊維製品などが高く、精密機器や機械株の一角も堅調。東証1部の値上がり銘柄数は917銘柄(約55%)だった。
日経平均は小反落。朝方に1万476円29銭(64円75銭安)まで下げた後は次第に戻し、前引けは1万516円97銭(24円07銭安)。
東証1部の出来高概算は10億7184万株、売買代金は6557億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は917銘柄、値下がり銘柄数は578銘柄。
また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上り率上位の業種は、鉄鋼、ゴム製品、海運、繊維製品、その他製品、卸売り、サービス、小売り、化学、水産・農林、建設、など。
一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、不動産、保険、精密機器、その他金融、情報・通信、電気機器、鉱業、などだった。
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2011年01月11日