11日後場の東京株式市場は、全般堅調。日経平均は水面下だったものの、来年度予算の成立に向けた障害の後退などがいわれ、値上り銘柄数は徐々に増加。上海株式の続落などの影響は薄く、海運、大手商社、鉄鋼、建設株などが堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1069銘柄(約64%)だった。
日経平均は小反落だがけっこう戻し、後場寄り後に1万538円39銭(2円65銭安)まで浮上。大引けは1万510円68銭(30円36銭安)だった。
東証1部の出来高概算は21億1291万株、売買代金は1兆3455億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は1069(前引けは917)銘柄、値下がり銘柄数は462(前引けは578)銘柄。
また、東証33業種別指数は16業種(前引けも16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、繊維製品、ゴム製品、海運、卸売り、その他製品、水産・農林、建設、サービス、小売り、化学、など。
一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、不動産、精密機器、その他金融、ガラス・土石、保険、情報・通信、空運、医薬品、電気機器、などだった。
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2011年01月11日