11日後場は、三菱商事<8058>(東1)が北米での風力発電事業を材料に一段上値を追う場面があり東証1部の売買代金3位。イオン<8267>(東1)は第3四半期決算が好調で2.9%高だった半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は第3四半期が不調で0.7%安。
鉄鋼株が値上げ交渉決着と伝えられ新日本製鐵<5401>(東1)の3.8%高など全面高となり、東証の業種別指数33業種で「鉄鋼」は値上がり率2.2%で前引けに続いて1位。
東証1部の値上がり率1位・3位は株価ひとケタ銘柄で、2位は前引けに続き東洋シヤッター<5936>(東1)で低PBRの割安修正高とストップ高の27.7%高、4位のタクマ<6013>(東1)は仕手筋介入がいわれて16.7%高、5位の日本コロムビア<6791>(東1)は昨年末に物故のアーティストの曲が人気とかで16.7%高。
岩崎電気<6924>(東1)は液晶向け紫外線硬化素材と低PBRなど見直され13.2%高、サンフロンティア不動産<8934>(東1)は都心部に保有の土地に思惑があるとかで12.6%高、イマージュホールディングス<9947>(東1)は経営陣による自社買収価格にサヤ寄せと11.4%高。
エンシュウ<6218>(東1)はヤマハ発動機<7272>(東1)の東南アジアでの2輪車拡大を材料に10.8%高、石井鐵工所<6362>(東1)は大畠経産相の中東トップセールスで受注拡大期待と9.4%高だった。
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2011年01月11日