12日後場の東京株式市場は、上げ一服傾向。前場の円安傾向が止まり、日経平均は前場に戻り高値を更新したこともあり利食い先行の雰囲気。電機・精密、機械株などが値を消し、自動車株は高安マチマチ。ただ、銀行、不動産株は堅調。東証1部の値上がり銘柄数は595銘柄(約36%)だった。
日経平均は後場ダレ模様。朝方は1万576円51銭(65円81銭高)まで上げ戻り高値を更新したが、大引けは1万512円80銭(2円12銭高)。
東証1部の出来高概算は25億1026万株、売買代金は1兆5493億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は595(前引けは1041)銘柄、値下がり銘柄数は911(前引けは454)銘柄。
また、東証33業種別指数は11業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は不動産、銀行、保険、その他金融、食品、輸送用機器、倉庫・運輸、情報・通信、金属製品、石油・石炭、陸運。
一方、値下がり業種はその他製品、海運、鉱業、パルプ・紙、鉄鋼、精密機器、機械、電気機器、空運、非鉄金属、ガラス・土石、繊維製品などだった。
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2011年01月12日