12日後場は、円安傾向の一服を受けて、トヨタ自動車<7203>(東1)がダレ模様となり、帝人<3401>(東1)は前場の昨年来高値から大引けは1円安、日立製作所<6501>(東1)も連日の昨年来高値のあとダレて軟調。
東証1部の値上がり率1位は前澤工業<6489>(東1)でPBR0.3倍と中国の水処理事業拡大がいわれてストップ高の29.9%高、2位は大倉工業<4221>(東1)で前引けの1位を譲ったが12月決算への期待がいわれ27.6%高、3位は東洋シヤッター<5936>(東1)でPBR0.6倍がいわれ2日連続ストップ高の21.7%高。
図書印刷<7913>(東1)は1位株主の凸版印刷(7911)が朝日新聞社などと開始した電子書籍配信サービスに関連する思惑に低PBRがいわれて12.0%高、高田機工<5923>(東1)も低PBRが注目されて9.7%高。
井筒屋<8260>(東1)は増額修正を好感し7.7%高、宇部興産<4208>(東1)は収益上ブレ観測記事で6.2%高。住友不動産<8830>(東1)は政府の景気ウオッチャー調査で街角景気が2カ月連続改善と伝えられたとして4.2%高。田崎真珠<7968>(東1)も街角景気の改善が言われて3.9%高となった。
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2011年01月12日