川崎近海汽船<9179>(東2)の11年3月期第3四半期連結業績は、近海部門、内航部門ともに、きめ細かな営業活動、効率的な配船で増収となり、利益面も増収効果に加え、諸経費の節減効果で営業利益、経常利益ともに前年同期比72%超の伸長し、当期純利益も5割超の増益となり、回復路線を計画通り一直線に上昇している。売上高29,948百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益2,812百万円(同72.3%増)、経常利益2,645百万円(同72.2%増)、当期純利益1,661百万円(同52.9%増)。
なお、通期業績予想については、大幅上方修正を行った昨秋10月29日公表の見通しを据え置いた。
部門別概況は、近海部門は、不定期船輸送では、回復基調にあった海運市況は第3四半期に入り後低調に推移したが、石炭等ばら積貨物輸送を中心に安定収益を確保した。定期船輸送では、往航の香港・海峡地及びタイ向け鋼材輸送が安定した輸送量を確保した反面、復航の合板輸送は、国内住宅着工率の低迷が響き輸送量は減少した。売上高10,763百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益772百万円。
内航部門は、不定期船輸送では、鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船は稼働率が上昇し輸送量は前年同期を上回った。定期船輸送では、国内航路が新規貨物獲得への積極的取組みで輸送量が増加、紙輸送専用船は安定した輸送量を確保した。フェリー輸送は、堅調な宅配貨物、畜産物の取込みを積極的に推進しトラック輸送量が前年同期を上回り、また、旅客・乗用車も安定した輸送量を確保した。売上高19,123百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益1,994百万円。
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