■「フェイスブック」ブーム到来!

■国内SNS大手も成長戦略を活発化
国内大手SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス「交流サイト」)各社が成長戦略を活発化させている。ミクシィ<2121>(東マ)は、SNSからSGP(ソーシャル・グラフ・プロバイダー)へのシフトを目指している。そして昨年9月には、中国SNS最大手の人人(レンレン)および韓国SNS最大手のサイワールドとの提携を発表し、今年1月には独SNS最大手のファーツェットネットとも提携した。ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は昨年10月、アイフォーン向けゲーム開発の米エヌジーモコを買収すると発表し、海外事業を拡大する方針を打ち出した。グリー<3632>(東1)は今年1月、中国ネット大手のテンセントとSNS向けゲームソフトの相互供給で提携した。
■ネット時代の「主役、勝ち組、話題の企業」は次々と交代
米国では、ビジネス向けに特化したSNS大手の米リンクトインも、11年中の株式公開を目指している。今後は世界の株式市場で、有力なSNS関連企業に対する注目度が一段と増してくるだろう。
マイクロソフト、AOL、ネットスケープ、ヤフー、アマゾン・ドット・コム、イー・ベイ、アップル、グーグル、そしてツイッター、ユーチューブ、フェイスブック、グルーポンなど、インターネット時代の主役、勝ち組、話題の企業は次々と交代し、瞬く間に新興勢力が台頭してくる。米オバマ大統領も「グーグルやフェイスブックはアメリカが産んだ財産で、この技術革新は人生を変えるもの」とまで称賛している。(オバマ大統領のフェイスブックには、オバマグッズの紹介や動画・写真のほか、ユーザーのメッセージなどがある)

Barack Obama FaceBook
それは、インターネット時代の変化のスピードを象徴しているかのようだ。一時は世界最大のSNSと話題になった米マイスペースも、今では存在感が薄れて業績が低迷している。新しいサイトやサービスは、次から次へと現れては消える。利用者がどのサイトを選択し、どのサービスを利用するかは、利用者がそれぞれに興味を持つコンテンツや使い勝手次第ということなのだろう。新興勢力の台頭には、常に注目しておきたい。
【特集(1)】世界最大のSNS!『フェイスブック』のIPOは2012年?
【特集(2)】世界最大のSNS!『フェイスブック』が与えるソーシャル化の波!
【特集(3)】世界最大のSNS!『フェイスブック』の収益源は広告
【特集(4)】世界最大のSNS!『フェイスブック』に対抗する関連企業に注目
【特集(5)】世界最大のSNS!『フェイスブック』に対抗!新興勢力が台頭?
【特集(6)】世界最大のSNS!『フェイスブック』は企業が積極的に活用!
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