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2011年03月05日

【選挙関連株】パソナグループは今期後半から業績急浮上、来期増益転換が有力に

選挙関連銘柄 パソナグループ<2168>(東1)が浮揚力を強め、昨年来高値圏での強い動きが続いている。今2011年5月期中間決算は売上げが前年同期比3%減の890億円となった。稼働者数の減少で主力の人材派遣事業が落ち込み、企業の雇用調整の一巡で収益性の高い再就職支援事業の受注が急減したことなどが要因。

 家賃などの削減を進めたものの補えず営業利益は5億3300万円と前年同期比41%の大幅な減少に見舞われた。5月期通期について売上げは1860億円と前期比1%増を見込んでいる。人材派遣・請負事業では長期受注件数(1カ月以上の契約)が増加に転じ持ち直し傾向を強めていることなどが背景。

 営業利益は28億円と前期比23%減と低迷する。しかし後半の営業利益は22億6700万円と、前半の5億3300万円から見れば急回復となる。そして市場はその延長線上で来2012年5月期の増益転換を読み始めているようだ。4月に予定されている統一地方選挙に続きにわかに衆院解散・総選挙が浮上、選挙に絡む人材派遣の需要増という思惑も目先人気を刺激するところか。(=注目の選挙関連銘柄)

【特集:東京都知事選】
・2011年03月03日:(1)現職知事の不出馬で選挙戦の行方と関連銘柄は?
・2011年03月04日:(2)各候補者の動向と「具体的な重点政策」
・2011年03月05日:(3)選挙特需が期待される業界と銘柄

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:24 | 株式投資ニュース