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2011年03月06日

プロミスは来期黒字転換が有力、逆襲高相場のスケールは大きい

プロミス プロミス<8574>(東1)は2月21日の戻り高値890円示現後一息入れていたが、3月4日には再び大幅高に買い進まれ切り返し相場入りの兆しを強めてきた。

 1月の利息返還請求件数は前年同月比2%増となったが、昨年11月が同14%減、12月が同11%減とトレンドは完全に落ち着いてきている。過度の悲観人気で極端に売り込まれた株価に対し、リバウンド狙いの買いが膨らんできているのも自然の流れだろう。

 業績悪化懸念が広く浸透していたため、戻りを一過性と見た売り方がカラ売り攻勢をかけたため、信用残は直近で売り1100万株、買い1084万株と売り長状態に転じてきた。下がれば常にカラ売りの買い戻しが入りやすい状況にあるだけに、下値は固いと見ていい。

 会社側は今2011年3月期の業績見通しを明らかにしていないが、アナリスト筋は利益返還請求が負担となる今3月期は営業赤字となるが、そうした負担が一巡する来期以降は徐々に収益回復が鮮明になると見ている。PBRは0.4倍に過ぎない。売り込まれるだけ売り込まれた後の逆襲高相場のスケールはかなり大きいと見ていい。

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