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2011年03月27日

【復興特需関連株】北野建設は長野県内主体で復旧関連の仕事量は小さく波乱の足取り

注目銘柄 北野建設<1866>(東1)は復興関連株人気に乗ってはいるが、やや波乱色の強い足取り。震災前日の3月10日の終値205円から14日には高値266円まで一気にジャンプアップした。しかし、そこから一転下げに見舞われ、15日には安値181円と震災前を下回る水準にまで売り込まれた。その安値からは再び上値にチャンレンジする動きとなっている。

 同社は民間建築主体でかつ長野県内の受注が多いことで、復興関連株の主軸にはなりにくい点は否定できない。ただ、長野でも地震が発生しており、この面での復興需要が発生するようだと業績面でのメリットとなる。

 長野県の建設需要低迷が響き今2011年3月期は売上げ570億円(前期比12%減)、営業利益8億5000万円(同33%減)の減収益が見込まれている。今3月期第3四半期累計決算では期中の受注工事高が377億円と前年同期の304億円を上回り、手持ち工事量の増加で来2012年3月期は増益転換が有力視される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:29 | 株価診断