川崎近海汽船<9179>(東2)は24日、「東北地方太平洋沖地震」による影響についての第4報を発表した。
現在、近海郵船物流株式会社と同社は常陸那珂/苫小牧航路でRORO船4隻をスペース交換方式にて運航・提携しているが、常陸那珂港の利用が当面できなくなったことに伴い、川崎港を代替港として川崎/苫小牧間にて運航を開始することにした。
■運航期間=平成23年3月24日から、常陸那珂港が復旧するまでの当面の間
■運航内容=3隻によるデイリーサービス
川崎(東扇島)/苫小牧間臨時運航スケジュール
http://www.kawakin.co.jp/news/110324/110324.pdf
■使用船舶
川崎近海汽船=『げんかい』12mトレーラー 96台積み
近海郵船物流=『まりも』『ましう』12mトレーラー 125台積み
■使用港湾
川崎港=東扇島埠頭9号岸壁
苫小牧港=西埠頭および入船埠頭(両埠頭ともに従来から使用)
使用する東扇島9号岸壁は、耐震強化岸壁で緊急時に利用されるが、今回の川崎寄港は北海道/東日本間航路の極端な減少により緊急性があることから、川崎市港湾局並びに国土交通省に使用が認められた。
フェリーについては、3月25日から八戸港復旧までの間、引き続き「青森港・堤埠頭」を使用し、青森/苫小牧間で1日4往復の運航を行うことにした。運航ダイヤ等、詳細につきましてはシルバーフェリーホームページをご参照。
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2011年03月27日