インタースペース<2122>(東マ)は東日本大震災をきっかけに下に離れる展開となり、以後も年初来安値圏での値動きとなっている。
近年インターネット広告市場の拡大が続き、インターネットを活用した成果報酬型広告(アフィリエイト広告)の事業を行っている同社への評価は高い。ただ震災直前の3月4日に7万8200円の年初来高値を示現するなど、株価が大きく駆け上がった直後に震災が起こったことが今回の予想外に大きな下げにつながっている。ただ、スマートフォン、タブレット型端末などのデバイスの拡大やソーシャルメディアの普及が進んでおり、インターネット広告市場はなお成長余力を抱えている状況にある。
広告主からの初期導入費用、毎月のシステム利用料、それに成果に応じて発生する成果報酬を一括して提供するアフィリエイトプログラム「アクセストレード」などの拡大で今2011年9月期は営業利益2億8900万円(前期比38%増)が見込まれており、業績は好調だ。見直しにきっかけ待ちのニュアンスだ。
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2011年04月26日