新和内航海運<9180>(JQS)が28日に明らかにした前2011年3月期は鉄鋼メーカーの生産回復を受け鋼材輸送および鉄鋼原料輸送が伸びたことなどにより、売上げ179億円(前々期比27%増)、営業利益10億1700万円(同49%増)の大幅増収益決算となった。今2012年3月期については売上げ182億円(前期比2%増)、営業利益9億3800万円(同8%減)の小幅増収、減益の慎重な見通しを発表している。今3月期前半は経済停滞による全般的な輸送需要の低迷が予測されることが要因として指摘されている。もっとも、年度後半には港湾・道路等インフラ改修や住宅等構造物の新設などの復興需要による原材料等の輸送増が見込まれ、年度を通し震災地の瓦礫等撤去に伴う廃棄物輸送や電力不足に対応するための石油・石炭の輸送増も予想されるという。
震災の復旧状況、及び原発問題の終息状況等が不透明なため、復興需要を加味していないとしており、今回はひとまず慎重予想でスタートしたことがうかがえる。復興関連としての市場人気要素をバックに、見直し人気が高まる決算内容と思われる。配当については前3月期は10円(前々期8円)としたが、今3月期については5円を予定している。
>>新和内航海運のMedia−IR企業情報
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!

































