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2011年05月16日

【注目の決算発表】サンリオは2ケタ増益予想で市場コンセンサスを上回り急反発

★海外子会社からのロイヤリティ収入が24%増

注目の決算発表銘柄 サンリオ<8136>(東1)は、187円高の2885円と4営業日ぶりに急反発している。前週末13日大引け後に3月期決算を発表、前期は今年4月の再々上方修正値を上ぶれ増益率を拡大して着地し、今期も続伸を予想し純利益が、市場コンセンサスを上回ることを評価し材料株人気が再燃している。

 前期業績は、前々期比3%増収、62%経常増益、2.1倍純益増益となった。海外ライセンス事業が、欧州向けを中心に大きく伸び、国内ライセンス事業も堅調に推移、テーマパーク事業が、東日本大震災による計画停電の影響で休館を余儀なくされたが、海外子会社からのロイヤリティ収入が24%増と大きく増加したことでカバーし上ぶれ着地した。

 今期業績は、国内事業は引き続き低採算直営店舗の退店や人員配置の効率化を進め、海外事業では米国向けが伸びることなどから続伸を予想、純利益は、107億3000万円(前期比14%増)と市場コンセンサスを約1億円上回る。

 株価は、前期業績の再三の上方修正や期末記念増配で上値を追い、大震災発生で1996円安値まで急落したが、中国でのテーマパーク事業展開観測報道などで急落幅をカバーし年初来高値2902円まで高人気化した。投資採算的には割高だが、大幅な売り長で逆日歩のつく信用好需給主導で材料株思惑を増幅しよう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:52 | 決算発表記事情報