17日前場の東京株式市場は、全般軟調。NY株式の続落に加え、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の指数構成銘柄の見直しで日本株からは新規採用がなく、逆に20銘柄を除外と伝えられたことも心理的なショックの雰囲気。ただ、好決算銘柄などを個別に物色する動きは活発で、不動産株やパルプ・紙、証券株などが堅調。東証1部の値上がり銘柄数は493銘柄(約29%)となった。
日経平均は続落。10時45分にかけてにかけて9502円39銭(55円91銭安)まで下げ、前引けも9516円03銭(42円27銭安)。
東証1部の出来高概算は8億1409万株、売買代金は5379億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は493銘柄、値下がり銘柄数は1006銘柄。
また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、値上がりした業種は、証券・商品先物、パルプ・紙、保険、不動産、鉱業、医薬品。
一方、値下がり率上位の業種は、電力・ガス、海運、ゴム製品、その他金融、銀行、水産・農林、輸送用機器、食料品、倉庫・運輸、空運、繊維製品、建設、などだった。
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2011年05月17日