17日後場は、円相場が1ユーロ115円台に戻る反落傾向となったため、次第に買い直す相場。東証1部の売買代金1位は前引けに続き東京電力<9501>(東1)で発電・送電の分離案を敬遠したものの前場の15.5%安からは戻し9.5%安、代金2位も前引けに続きソフトバンク<9984>(東1)となり前場は軟調だったが次第に戻して9日続落をまぬがれ0.3%高、3位も三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)となり東京電力への債権放棄観測を嫌ったものの戻り足になり0.8%安。
東証1部の値上がり率1位は前場に続き川島織物セルコン<3009>(東1)となり株式交換による住生活グループ<5938>(東1)の完全子会社入りを材料に22.4%高、2位も前場と同じNISグループ<8571>(東1)で株価ひとケタの中で16.7%高、3位は大崎電気工業<6644>(東1)となり電力会社の発電・送電分離なら電力計に新需要と8.9%高、4位はセンコー<9069>(東1)となり昨日の決算発表を好感し8.0%高。
山一電機<6941>(東1)は明日・18日に決算発表の予定と期待を集め7.4%高、岩崎電気<6924>(東1)はLED照明を街路灯なども含めて米国で展開と一部で伝えられて6.4%高、日本電子<6951>(東1)はPBR割安で核磁気診断装置が原発に変わり日本の輸出を支えるとの期待あり6.4%高。
前澤工業<6489>(東1)は梅雨入りを控えて放射性雨の浄水場への影響を思惑材料に6日ぶり反発5.5%高、シップヘルスケアホールディングス<3360>(東1)は医療設備やバックアップシステムの需要増加に期待ありと5.4%高となった。
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2011年05月17日