18日後場は、香港株が前引けには反発に転じるなど、アジア株の堅調さが伝えられて買い安心感が広がり、東証1部の売買代金1位には三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が前引けの2位から順位を上げて3.5%高、代金2位のソフトバンク<9984>(東1)は格付け会社S&Pが長期債格付け引き上げ示唆と伝えられ3.1%高。東京電力<9501>(東1)は5位で2.4%高。
東証1部の値上がり率1は前引けに続き佐田建設<1826>(東1)となり北関東地盤のため東日本大震災の復興で強みありとの思惑で17.3%高、2位にはソフトブレーン<4779>(東1)が躍進し携帯各社の夏の新製品が出そろい営業支援需要の拡大に期待とされ1500円ストップ高の16.5%高、3位は大末建設<1814>(東1)で前引けの2位から伸び悩んだが関西の中堅で耐震補強の増加などがいわれ14.3%高、4位のリョービ<5851>(東1)は自動車大手の福島工場の操業度向上などを期待材料に9.8%高。
東京電波<6900>(東1)は昨日発表の決算を好感し9.2%高、栗本鐵工所<5602>(東1)は大株主の岩谷産業<8088>(東1)のカセットガスコンロ繁忙と伝えられて思惑拡大と8.6%高、JUKI<6440>(東1)は需給妙味・チャート妙味とされて一段ジリ高となり8.4%高。
タクマ<6013>(東1)はバイオマス発電システムへの期待にPER割安とされ7.4%高、メガネトップ<7541>(東1)は決算好調で野村證券の積極判断が伝えられ7.0%高、アサヒビール<2502>(東1)はこの夏ビール不足なら生産面で相対的に有利との見方で6.4%高。日揮<1963>(東1)は火力発電用LNGの輸入拡大でプラント需要に期待広がり日経225銘柄で唯一年初来の高値3.0%高となった。
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2011年05月18日