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2011年05月19日

【株式市場】朝方は堅調だったがGDPの鈍化がのしかかり全般もちあう

 19日前場の東京株式市場は、全般もちあい。朝発表のGDP(実質国内総生産・1〜3月)速報値が前年同期比3.7%減となったため、対ユーロで116円台に入る円安やNY株の反発は材料として限定的な印象。大手銀行株が反落し、証券、建設、自動車、機械などが軟調。東証1部の値上がり銘柄数は641銘柄(約38%)となった。

 日経平均は小反落。朝方は円安などを好感し9731円12銭(69円04銭高)まで上げたものの、あとは小動きとなり、前引けは9651円17銭(10円91銭安)。

 東証1部の出来高概算は7億8131万株、売買代金は4927億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は641銘柄、値下がり銘柄数は797銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は鉱業、保険、不動産、ガラス・土石、医薬品、非鉄金属、卸売り、繊維製品、サービス、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、電力・ガス、金属製品、空運、パルプ・紙、機械、建設、その他製品、倉庫・運輸、精密機器、などだった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 市況・概況