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2011年06月16日

【クラウドコンピューティング特集(1)】クラウド普及本格化!各分野に拡大

■クラウドコンピューティング型サービス(クラウドサービス)の普及が本格化

【クラウドコンピューティング特集(1)】クラウド普及本格化!各分野に拡大 インターネット経由でコンピューター・リソース(各種のハードウェア、ソフトウェア、データなど)を利用する「クラウドコンピューティング型サービス(クラウドサービス)」の普及が本格化してきた。

 クラウドサービスは、必要なコンピューター・リソースを必要な時に必要なだけ利用できる。情報システムの構築・運用コストを大幅に低減できるなどのメリットがあり、世界的に見れば既にIT業界の一大潮流となっている。そして端末市場においても、従来の高機能パソコンから、クラウドサービスに対応した低機能パソコンや、タブレット型携帯端末などにシフトする流れが鮮明になっている。

■次世代送電網「スマートグリッド」や、次世代都市「スマートシティ」にも活用

 クラウドサービスは、企業の情報システム構築・運用分野だけでなく、各種のアプリケーション分野にも広がりを見せている。特に音楽配信の分野では次世代サービスの本命とも言われ、米IT業界大手の参入も相次いでいる。米アマゾン・ドット・コムは2011年3月、米グーグル(google)は2011年5月、それぞれクラウド型の音楽保存・再生サービスを開始した。また、米グーグルは、データをサーバーで管理するクラウドタイプのノート型パソコンの販売を5月15日からアメリカなどで発売を開始した。米アップルもクラウド型の「iCloud(アイクラウド)」サービスを2011年秋に開始する。

 日本では東日本大震災を機に、各種データの保存・管理のリスク分散や、在宅勤務の広がりなどが意識され、クラウドサービスに対する関心が急速に高まっている。情報漏洩などセキュリティー面での課題があるとされているが、次世代送電網「スマートグリッド」や、次世代都市「スマートシティ」にも活用される可能性が高いだけに、市場拡大に向けての期待は大きい。(次回に続く)

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【クラウドコンピューティング特集】
・(1)クラウド普及本格化!各分野に拡大
(2)独自のクラウドサービス事業が急増!
(3)東日本大震災時に真価を発揮!
(4)2015年の市場は約2兆3700億円規模に
(5)米IT業界大手が事業強化へ
(6)国内IT業界大手も事業展開を強化
クラウドコンピューティング関連銘柄一覧

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:40 | 特集