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2011年06月21日

トヨタは豚糞たい肥化時の悪臭を抑制する消臭剤「豚レスキュー」を開発

 トヨタ自動車<7203>(東1)は、豚糞たい肥化時の悪臭を抑制する消臭剤「豚レスキュー」を新たに開発したと発表。たい肥化促進システム「resQ45(レスキューヨンジュウゴ)」シリーズの消臭商品として、トヨタの子会社であるトヨタルーフガーデン(株)が製造・販売元になり、豊田通商(株)の販売ルートを通じ、6月20日より販売を開始する。

 今回開発した「豚レスキュー」は、におい成分を分解する機能を持つ微生物(TAB7株:2010年11月特許出願済み)を活用した豚糞向け消臭剤で、トヨタが全国各地からたい肥サンプルを収集し、その中から消臭能力の高い微生物を厳選、実証を重ねたうえで商品化した。アンモニアのほか、酪酸やプロピオン酸など豚糞特有の悪臭のもととなる低級脂肪酸類を強力に分解し、最大で従来の90%程度(牛糞の場合)低減させることができる。そのほか、植物繊維などの難分解性有機物を分解することもできるため、たい肥化促進効果もある。

 「豚レスキュー」は、1袋(9.5kg入り)5500円(希望小売価格)で販売する。販売規模としては、2011年度は年間3000袋の販売を見込んでおり、2015年度を目処に、年間5万袋の販売を達成することを目標としている。

トヨタは豚糞たい肥化時の悪臭を抑制する消臭剤「豚レスキュー」を開発


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