ビー・エム・エル<4694>(東1)は安値圏での展開となっている。4月5日には2399円の年初来高値を示現するなど株価復元力の強さを見せたが、期待された今2012年3月期の業績について減益見通しが明らかとなり、市場人気が後退。高値買いの向きの投げで株価不調を余儀なくされている。
しかし、高値から3か月を経過し、目先筋の売りが一巡するタイミングを迎え、出直りのきっかけを模索する動きに転換の可能性が強くなってきた。
今3月期は営業利益52億2000万円と前期比21.2%の減益が見込まれているが、これには震災による影響、及び2社の子会社化に伴う統合費用の増加などが発生することによるもの。売上げは930億円と前期比15.2%の増収が見込まれており、アナリストの間では後半にかけての回復を織り込めば今3月期の増額修正が有力との見方が強くなっている。先取り人気が回ってくるのは時間の問題になりそう。
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2011年07月06日