■東証1部の値上がりは約34%
14日前場の東京株式市場は、全般に模様ながめ。NY株は反発したものの、円相場が再び1ドル78円台に入る円高となり、自動車や電機、機械などの輸出関連株を敬遠。東証1部の出来高は7億株台にとどまった。ただ、輸出株を敬遠した資金は材料株や好業績株に回り、東京電力<9501>(東1)は一昨日に続き東証1部の出来高・売買代金とも1位の2冠を回復し続伸3.4%高。東証1部の値上がり銘柄数は575銘柄(約34%)だった。
日経平均は小反落。朝方9884円ちょうど(79円14銭安)まで下げたあとは小戻す動きとなり、前引けは9926円74銭(36円40銭安)だった。
東証1部の出来高概算は7億4501万株、売買代金は4396億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は575銘柄、値下がり銘柄数は851銘柄。
また、東証33業種別指数は5業種が値上がりし、値上がりした業種は、空運、卸売り、サービス、鉱業、水産・農林。
一方、値下がり率上位は、パルプ・紙、海運、その他製品、石油・石炭、繊維製品、証券・商品先物、電気機器、その他金融、ガラス・土石、倉庫・運輸、金属製品、銀行、などだった。
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2011年07月14日