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2011年08月18日

【近況リポート】大幸薬品:期初から黒字へ転換、在庫正常化、販売回復・経費削減が奏功

近況リポート

■主力製品「正露丸」「セイロガン糖衣A」「クレベリン ゲル」など出荷順調

 大幸薬品<4574>(東1)の12年3月期第1四半期は、前期はスタート時から在庫処理に追われたが、国内での医薬品、感染管理の両事業で通常ペースを取り戻し、医薬品では主力製品の「正露丸」「セイロガン糖衣A」の店頭販売ならびに感染管理の「クレベリン ゲル」中心の出荷が、ともに堅調に推移した。

 また、海外向け全体で前年同期実績を上回った結果、全売り上げでは前々期の水準には及ばなかったが、大幅増収で回復基調を鮮明にした。

 利益面は増収に伴う売上総利益の増加と、人件費、支払手数料削減効果と製品在庫の減少による保管料の減少などで黒字転換した。

 売上高1,373百万円(前年同期比60.9%増)、営業利益248百万円(前年同期226百万円損失)、経常利益252百万円(同、243百万円損失)、当四半期純利益203百万円(同、123百万円損失)。

■中国本土で初めて「セイロガン糖衣A」を販売開始

 当期の事業別動向は、医薬品事業は、国内では店頭販売が堅調に推移し、海外向けも重点エリアと見ている中国市場で初めて「セイロガン糖衣A」の販売を開始した。また、昨年が販売ライセンス手続の関係で一時的出荷停止となった特殊要因もなく、出荷が順調に推移し大幅な増収となった。売上高1,195百万円(前年同期比26.6%増)、営業利益576百万円(同、51.4%増)と大幅な回復となった。

 感染管理事業は、返品が出荷を上回る異常事態が解消、正常ベースを取り戻した結果、主力商品の一般用「クレベリン ゲル」を中心に出荷が堅調に推移した。売上高は171百万円、営業利益14百万円を計上した。

 なお、第2四半期業績予想については、感染管理事業の季節特性(秋口から需要が本格化)の動向次第で同期間の業績が大きく変動する可能性があり業績予想を開示していない。また、通期業績予想は5月13日公表を据え置いた。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:33 | IR企業情報