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2011年12月02日

【注目の決算発表】ミロク情報サービスは2Q業績増額・大幅増益

■7期ぶり通期最高純益予想に上ぶれ期待

注目の決算発表銘柄 ミロク情報サービス<9928>(東2)の今3月期業績は、純利益が、7期ぶりの過去最高更新を予想されるなど好調に推移しているが、第2四半期(4〜9月、2Q)累計業績の上方修正を連想して、なお上ぶれ期待が強い。2Q業績の上方修正要因となった利益率の高い自社製パッケージシステムの動向などからは目が離せない。

■新発売の会計事務所向け新製品が業績を牽引

 同社の2Q累計業績は、経常利益が期初予想より3億5800万円、純利益が同じく1億9900万円上ぶれて、前年同期比3%増収、2.1倍経常増益、2.1倍純益増益と大幅続伸して着地した。企業のIT投資がまだ本格的に回復していない厳しい環境下、今年4月に発売した会計事務所向け新製品「ACELINK NX−Pro」や企業向けERPシステムの販売が好調に推移し、サービス安定収入でも、会計事務所向け総合保守サービスのTVS(トータル・バリューサービス)収入や、会計事務所の顧客企業向けの低価格ソフトの使用料収入が伸長したことなどが要因となった。

 3月通期業績は、2Q業績の上方修正にもかかわらず期初予想を変更しなかった。売り上げ193億円(前期比2%増)、経常利益16億円(同7%増)、純利益8億3200万円(同17%増)と見込み、純利益は、2005年3月期の過去最高(7億4300万円)を7期ぶりに更新する。

 通期業績の据え置きは、第3四半期以降にクラウド・コンピューティングなどに対するシステム開発や新規受注に向けた販促活動を活発化することを予定、売上原価、販管費の増加を見込んでいることが要因で、国内経済の先行き見通し不透明化も懸念している。

 ただ、「ACELINK NX−Pro」発売に際しては、全国縦断の11都市で説明会を開催したほか、現在も全国20超都市で実践セミナーを継続開催し、さらに契約系売上高の受注残は、2011年3月末の2.4カ月が、2011年9月末に3.4カ月に拡大しており、この今後の動向次第では、前期と同様に決算発表前の上方修正余地も想定される。

■3年後に経常利益34%増の中期計画も推進

 同社は、中期経営計画に沿ってさらに商品ラインアップの強化、画期的な新製品の投入、新規顧客の拡大を進める。業績数値目標も、2014年3月期に売り上げ205億円、経常利益21億5000万円と策定、経常利益は、3年後に今期予想比で34%増に拡大と利益成長が続く。

 株価は、2月の年初来高値260円から東日本大震災発生で同安値188円まで突っ込み、今期純利益の7期ぶり最高純益更新予想で246円まで戻したが再調整、2Q累計業績の上方修正でようやく年初来高値からの調整幅の3分の2戻しまでリバウンドした。PERは8倍台、PBR0.9倍と割安であり、高値奪回から上値追いも有望となろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 決算発表記事情報