
その最中に発行済み株式総数が最大で17%強増加する公募増資が発表され、下げ足が加速する事態に陥った。
8月9日の19万7000円で一応大底を確認したものの、そこからの回復力は鈍い。公募増資の発行価格が26万6600円とあって、この水準に近づくと戻り待ちの売り物が頭を抑えている。
ツイッター運営関連の収益拡大や、投資回収期にあるベンチャーキャピタル事業の伸びにより、今2012年6月期の営業利益は13億5000万円(前期1億3500万円)とV字型の回復が見込まれており、業績は好調。
ただPER25倍と、先行した株価をフォローできるだけの収益水準には至っていない。とりあえずは発行価格26万6600円のクリアーが焦点になる。
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