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2011年12月15日

富士フイルムHLDが米国の超音波診断装置メーカーを買収‐‐引け後のリリース

■オリンパスの内視鏡事業は「憶測」

引け後のリリース、明日の1本 富士フイルムホールディングス<4901>(東1)は15日の夕方、米国の超音波診断装置の大手・ソノサイト社(SonoSite,Inc.本社・ワシントン州・米国NASDAQ上場)の買収について合意したと発表した。取得額は約9.95億米ドル。

 同社の企業買収については、11月中旬、協和発酵キリン<4151>(東1)とバイオ医薬品に関する合弁新会社の設立を発表した際に、オリンパス<7733>(東1)の内視鏡事業を買収する可能性に触れ、トップが「我々がとやかく言うことは時期尚早」と述べたと伝えられ、以来、憶測を読んでいた。

 発表文によると、ソノサイト社は、携帯型の超音波診断装置のリーディングカンパニーで、ワールドワイドで高いシェアを持つ。特に、現場における医師のニーズを的確に捉えて、他社に先駆けそのニーズに応える機能を製品に搭載することにより、超音波診断装置の新たな応用分野を開拓。装置の超小型軽量化に寄与するASIC(特定用途向け集積回路)の設計技術を持つ技術力の高い会社、という。

 株価は11月下旬の1662円を直近の安値に持ち直し、12月は、おおむね1835円前後から1920円前後の範囲で小動きを継続中。値固めが進んでいるため、テクニカル的には、出直り相場の「第2幕」も予想できるようだ。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:04 | 株式投資ニュース