16日後場は、引き続きユーロ安の進行を懸念する雰囲気の中、パナソニック<6752>(東1)が安値更新幅を広げ、第一生命保険<8750>(東1)は安値更新のまま底練りを続けるなど、模様ながめ気分の強い相場。東証1部の売買代金1位は前引けに続いてグリー<3632>(東1)となり後場は堅調0.4%高。売買代金2位にはホンダ<7267>(東1)が入り0.2%安、3位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)となり2.2%安。
東証1部の値上がり率上位にはコンクリート・道路・橋梁などの復興関連株が並び、値上がり率1位は日本コンクリート工業<5269>(東1)の30.1%高となり放射性物質の埋蔵や首都高速道路の大規模改修も材料に仕手色を発揮し戻り高値、2位は宮越ホールディングス<6620>(東1)となり仕手株のイメージ強く値上がりする株こそ優良株と2日続けてストップ高の28.6%高、3位は新日本無線<6911>(東1)の21.2%高となり地震予知関連などとされて一時ストップ高、4位は日本道路<1884>(東1)となり首都高の大規模改修を材料に18.9%高。
東亜道路工業<1882>(東1)は受注大幅増加の見方で戻り高値を更新の15.1%高、大林道路<1896>(東1)は4日続伸で戻り高値の14.0%高、酒井重工業<6358>(東1)は振動で固めるロードローラーがテレビ番組で紹介されてことを材料に8.0%高。
応用地質<9755>(東1)は地震予知の国土見直し関連とされて高値更新の7.2%高、日本基礎技術<1914>(東1)は戻り高値の6.6%高となった。
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2012年01月16日