■東証1部銘柄は65%が堅調
17日前場の東京株式市場は、全般反発。ユーロ主要国の株式が堅調で、例のS&P(スタンダード&プアーズ)による格下げの影響が限定的だった上、円相場が対ユーロで97円台後半に戻る円安基調となったことを好感。ファナック<6954>(東1)が4日ぶりに反発し、キヤノン<7751>(東1)も反発。並行して、円高の再燃に備える様子で建設、水産・農林なども堅調。東証1部の値上がり銘柄数は793銘柄(約47%)だった。
日経平均は反発。11時にかけて8455円27銭(76円91銭高)まで上げ、前引けは8430円73銭(52円37銭高)。
東証1部の出来高概算は、8億1364万株、売買代金は3831億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は624銘柄。
また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、建設、金属製品、不動産、海運、ガラス・土石、など。
一方、値下がり率上位は、情報・通信、パルプ・紙、小売り、保険、などだった。
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2012年01月17日