■東証1部銘柄は53%が高い
18日前場の東京株式市場は、全般しっかり。日本橋梁<5912>(東1)が一時ストップ高など、引き続き復興関連の軽量株で値幅を狙う売買が活発な中、円相場が対ユーロで昨日の97円台から98円台に戻り、ファナック<6954>(東1)が3%高近い続伸となり、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株も堅調。東京電力<9501>(東1)は料金値上げを材料に需給妙味を発揮し出来高・売買代金とも1位。東証1部の値上がり銘柄数は891銘柄(約53%)だった。
日経平均は小幅続伸。朝方は軟調だったものの、円相場の軟化とともに持ち直して堅調転換し、前引けは8480円99銭(14円59銭高)。
東証1部の出来高概算は、小型軽量の低位株物色を映してやや増加し、11億4863万株、売買代金は4856億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は891銘柄、値下がり銘柄数は592銘柄。
また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、鉱業、石油・石炭、繊維製品、電力・ガス、機械、保険、ガラス・土石、卸売り、など。
一方、値下がり業種は、食料品、情報・通信、輸送用機器、ゴム製品、不動産、鉄鋼、などだった。
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2012年01月18日