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2012年01月20日

【株式市況を検証】日経平均株価は終値ベースで昨年11月7日以来の水準に回復

【日経平均、TOPIXともに大幅上昇で4営業日続伸、主力株への買い戻し継続】

■東証1部市場の売買代金は3営業日連続で1兆円を上回る

 20日は日経平均株価が前日比126円68銭(1.47%)高の8766円36銭と4営業日続伸し、終値ベースで昨年11月7日(8767円09銭)以来の水準に回復した。TOPIXは前日比14.79ポイント(2.00%)高の755.47と大幅に4営業日続伸した。終値ベースで昨年10月31日(764.06)以来の水準に回復した。週末要因で手仕舞い売りが懸念されたが、株価指数先物取引が主導する形で主力株への買い戻しが継続した。日経平均株価の日中値幅は66円07銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆4032億円となり、前日の1兆1502億円に比べて増加し、3営業日連続で1兆円を上回った。

 前日19日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均株価は前日比46ドル24セント(0.37%)高の1万2625ドル19セントと3営業日続伸した。S&P500株価指数は前日比0.49%高と3営業日続伸、ナスダック総合株価指数は前日比0.67%高と3営業日続伸した。フランスとスペインの国債入札が順調で落札利回りも低下したことに加えて、主要経済指標や企業決算を好感した。米新規失業保険申請件数は35.2万件で08年4月以来の低水準となり、前週改定値の40.2万件から大幅減少して市場予想以上に改善した。米12月住宅着工件数(年率換算)は65.7万件となり、11月の改定値68.5万件から悪化して市場予想をやや下回った。米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は7.3となり、12月の改定値6.8に比べて上昇したが市場予想をやや下回った。米12月消費者物価指数(CPI)はほぼ市場予想の水準だった。バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、イーベイの10〜12月期決算は市場予想を上回った。

 この流れに対して日経平均株価は前日比111円50銭高と買い優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き1130万株の買い越し観測だった。外国為替市場でユーロが買い戻されて円高が一服したことも支援材料だった。買い一巡後は日経平均株価8700円台半ば〜後半でモミ合う展開だった。急ピッチの戻りに対する警戒感や週末要因でやや伸び悩む形となった。

 午後に入ると、寄り付き直後にこの日の安値を付ける場面もあったが、概ね日経平均株価8700円台半ば〜後半のレンジでモミ合う展開だった。しかし午後の終盤になると再び上昇幅を広げる展開となった。日経平均株価は一時、前日比151円71銭高の8791円39銭まで上昇して、8800円台に接近する場面もあった。

 東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄1281(全体の77%)、値下がり銘柄291(全体の17%)だった。セクター別には、主力の大型株が総じて買い戻され、電線、電機・精密、自動車、メガバンク、証券、保険、不動産などの上昇が目立った。一方で、復興需要関連の低位材料株、SNS関連、ネット関連、内需関連の一角がやや軟調だった。東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の三菱UFJFG(8306)、2位の三井住友FG(8316)、3位のトヨタ自動車(7203)、4位の駒井ハルテック(5915)、6位のみずほFG(8411)、7位のソフトバンク(9984)、8位のファナック(6954)、9位の三菱商事(8058)、10位のホンダ(7267)、11位の野村HD(8604)、12位の日立製作所(6501)、13位の東芝(6502)が大幅上昇した。一方で5位のグリー(3632)、16位のディー・エヌ・エー(2432)、19位の東京エレクトロン(8035)、23位のファーストリテイリング(9983)は下落した。

 東証1部市場の売買代金が3営業日連続で1兆円を上回り、地合い改善が見えてきたようだ。日経平均株価の日足チャートで見ても、一目均衡表の雲の上限を突破し、三角保ち合いから上放れる形となった。日経平均株価は17日〜20日の4営業日で合計388円00銭(4.63%)上昇したため、来週前半は、一旦は利益確定売りが優勢になると考えられるが、主力大型株への買い戻しは継続する可能性もあるだろう。そして本格的な戻り相場がスタートするためには、物色の広がりや循環につながるかがポイントになりそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:00 | 市況・概況