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2012年02月23日

国際航業G:油分解菌活用し、油汚染土壌浄化を提案

■震災後の沿岸域、油汚染土壌に適用可能なバイオレメディエーション

 グリーン・コミュニティの実現を目指す国際航業ホールディングス<9234>(東1)傘下の国際環境ソリューションズ株式会社は、このたび、東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科の今田千秋教授との共同研究により、東京湾の海水中から単離(注)した高い油分解特性をもつ4種類の微生物を用いて、油に汚染された土壌・地下水の浄化サービスを本格的に開始する。

 近年、建設工事や土地売買時に油汚染土壌が問題となるケースが多く、その浄化のために掘削除去など様々な工法が用いられているが、微生物による浄化は、他の工法に比べ安価で、安全性が高いことから活用事例が増えている。

 微生物による浄化には、油分解菌自体を添加して油類の分解を促進する「バイオオーグメンテーション法」と、栄養塩等を添加して土壌中に元々生息している油分解菌を活性化させて油類の分解を促進する「バイオスティミュレーション法」がある。

 今回、共同研究で開発した4つの微生物によるバイオオーグメンテーションは、東京湾で発見した4種類の油分解菌からなる微生物製剤を栄養塩とともに添加することで、バイオスティミュレーションよりも高い油種の分解効率を実現するのが特長であり、浄化作業の計画が立て易いという。

 同社グループでは、今回研究開発した安全で安価な微生物製剤を、油類およびベンゼンに汚染された土壌をその場で浄化するための効果的なツールの一つとして、今後実施する土壌浄化対策工事で使用する。

 本サービスで提供する分解菌は、もともと海洋に生息していた微生物であることから、一般的な土壌環境だけでなく、塩分濃度の高い土壌でも有効である特長を生かし、海岸域などの塩分濃度が高い土壌の浄化、震災復興事業での活用など適用範囲の拡大に取り組む。

(注)単離とは、様々な混合物の中から、目的の物質だけを純粋な物質として分離し取り出すこと。

■微生物を用いた環境浄化、安価・安全に特長

【特長】

・浄化期間の短縮
・サイトの微生物環境に依存しない
・幅広い油種に適用可能
・バイオオーグメンテーション(油分解特性の高い微生物を添加)
・バイオスティミュレーション(微生物の栄養源を添加)
・サイトの微生物環境に依存・安全性が高い

国際航業G:油分解菌活用し、油汚染土壌浄化を提案

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:37 | IR企業情報