RNAはリボ核酸のことで、生物の細胞核や細胞質に存在する。DNA(デオキシリボ核酸)とともに生物の遺伝情報を担う生命の基本物質だ。RNAには遺伝子を制御する働きがある。人工的につくったRNAで狙った遺伝子の働きを抑えて創薬に応用することを「RNA干渉」という。病気の原因遺伝子の働きを抑えることができれば、副作用が少なく効果の高いクスリの創出が可能だ。米国マサチューセッツ工科大学がエイズ治療実験に成功するなど、短いRNAは米社が基本特許を押さえている。これに対し長い人工RNAの合成に成功したのが日本新薬で、注目に値する。
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