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2012年03月30日

【話題株】東証1部指定替えのツクイは続落も改正介護保険法施行に先取り余地

話題株 ツクイ<2398>(東1)は、きょう30日に東証第2部から東証第1部に指定替えされ売買が開始された。大引けは前日の東証2部終値に対して1円安の1016円だった。

 今年3月23日の指定替え承認に際して、新株式発行などの希薄化材料を伴わなかったが、同時に今3月期業績の一転した下方修正も発表、好悪材料の綱引きとなり、利益確定売りが優勢となっているものだが、指定替え、TOPIX(東証株価指数)算入に伴う指数連動型ファンドの組み入れの需給好転思惑に加え、今年4月に改正介護保険法の施行が控えており、下値は割安株買い余地がありそうだ。

 改正保険法は、施設介護から在宅介護へシフトすることを目的に訪問看護・介護などを中心に介護報酬の引き上げを図る。

 ツクイは、業界トップのデイサービス事業所数・利用者数を誇っており、改正介護保険法のメリットをもっとも受けるとみられている。ただ、同社は、この改正介護保険法に備えて看護師の増強や組織改正などを前倒しで実施、これに今冬の寒波・豪雪によるデイサービスの利用者減も重なって、昨年11月に上方修正した今3月期業績を下方修正した。

 純利益は、11月増額値25億2800万円から21億9000万円(前期比60%増)に引き下げたが、連続過去最高更新に変わりはなく、また下方修正自体も改正介護保険法対応と前向きに評価できる側面がある。

 株価は、指定替え承認を前向きに評価して1044円まで上ぶれ、1000円大台固めとなっているが、PERは6倍台と割安であり、昨年8月につけた昨年来高値1183円を目指し、下値逆張り妙味を示唆している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:37 | 株式投資ニュース