
減額修正は株価圧迫要因であるものの、つい最近は、同じ家電量販銘柄のベスト電器<8175>(東1)が減額修正を瞬間安で通過する底堅い動きを見せて注目された。ベスト電器の場合は、4月12日の大引け後に2月決算の予想を減額発表し、翌13日の14時に決算を発表。株価は、決算発表の前までは下押したものの、発表後は持ち直し、その翌日は堅調相場になった。
エコポイント制度の終了などによる業績ダウンは、すでテレビ報道などでも知られており、具体的な数字が判明することで、漠然とした不安の程度が知れる。古い相場用語には、「知ったが(ら)仕舞い」という言い回しもある。
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