20日後場は、引き続き北朝鮮を巡る地政学的リスクが懸念されたものの、日経平均は小動きのまま底堅く、終値は27円02銭安の9561円36銭。東証1部の売買代金1位はトヨタ自動車<7203>(東1)となり1.9%安。2位は日立製作所<6501>(東1)の1.5%高。3位は明和産業<8103>(東1)となり、4日連続のストップ高には達しなかったものの、大物仕手筋・加藤氏を思惑材料に大活況の14.7%高。
臨時株主総会を午前開催のオリンパス<7733>(東1)は朝方安かったもののジリ高基調に転じ、新経営陣への期待感などを背景に後場一段高となり6.4%高。
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>(東1)は13時30分の決算発表で今期の予想を未定として明示しなかったものの影響薄のまま3.3%安。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き廣済堂<7868>(東1)となり10時前に発表した業績予想の増額修正を好感し17.8%高、2位は明和産業<8103>(東1)の14.7%高、3位は前引けと同じ小松ウオール工業<7949>(東1)となり昨日発表の3月決算を好感し10.9%高、4位は明治海運<9115>(東1)の14.4%高となり北朝鮮を巡る地政学的リスクやバルチック海運指数の上昇を材料に急伸。
ミサワホーム<1722>(東1)は業績への期待に加えて信用売り残に逆日歩が発生し買い戻しを誘い込みやすいと刺激する筋があるとかで5日ぶり高値更新の9.8%高、コナカ<7494>(東1)も信用売り残に逆日歩が発生し買い戻しを誘い込みやすいとされ波動がミサワホームによく似た動きで7日ぶり高値更新の8.2%高となった。
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2012年04月20日