■東証1部銘柄は34%が高い
23日前場の東京株式市場は、全般小動き。円相場が対ユーロを中心に円高基調に転じたため、日経平均は中盤から軟調に転換。輸出関連株は高安マチマチ。自動車株は総じて軟調。半面、筆頭株主の買い増し観測が伝えられたヤクルト本社<2267>(東1)は12%を超える急騰。また、大物仕手筋銘柄の明和産業<8103>(東1)は東証1部の売買代金1位で7.7%高。東証1部の値上がり銘柄数は572銘柄(約34%)だった。
日経平均は続落。朝方は9643円27銭(81円91銭高)まで上げたものの、前引けは9533円48銭(27円88銭安)。
東証1部の出来高概算は、7億9341万株、売買代金は4700億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は572銘柄、値下がり銘柄数は893銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、値上がりした業種は、医薬品、水産・農林、食料品、その他金融、鉄鋼、など。
一方、値下がり率上位の業種は、海運、電力・ガス、空運、不動産、保険、パルプ・紙、陸運、小売り、などだった。
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2012年04月23日