
前2011年12月期は営業損失1億4500万円(前々期1億1500万円の黒字)となり、今2012年12月期も営業損失が5000〜1億5000万円の見通しと、厳しい業績動向は既に発表済みで、悪材料を織り込んだ後の反動相場にチェンジしつつある。
同社はSNSやブログなどのソーシャルメディアの企画・開発・運営、24時間投稿監視や学校裏サイト・ネットいじめ対策コンサルティング、クラウド型SNS「エアリー」などの法人向けソーシャルネットワークサービスなど、ソーシャルサービス事業を展開している。
次代の流れを映し、売上げは増加しているものの、新規サービスの立ち上げ及び技術者を中心とした人材採用等、積極的な投資を行っていることが利益の低迷につながっている。
株価は足元の低調を飲み込み、先行きの展開を積極的に評価する流れに乗っているようだ。一段の出直りには業績の追随が必要になると思われる。
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