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2012年04月24日

【銘柄フラッシュ】関西電力が堅調に転じイトーキやニチモウなど仕手人気

 24日後場は、ユーロに対する不透明感に加え、香港・上海株式の下落が伝えられたこともあり、前引けは堅調だったコマツ<6301>(東1)が軟調に転じて0.4%安。ソフトバンク<9984>(東1)も軟化し0.7%安。東証1部の売買代金1位は前引けと同じくグリー<3632>(東1)となり、ソーシャルゲーム6社協議会が青少年のゲーム課金利用のルールを決定と伝えられ、朝方は堅調だったものの値を保てず3.0%安。

 日立製作所<6501>(東1)は売買代金2位となり2.7%安。昨日も代金3位で、ここ大手銀行株をしのぐ活況。米ニューヨーク証券取引所での売買を26日いっぱいで上場取りやめの予定。

 関西電力<9503>(東1)は前引けの軟調0.2%安から後場は堅調に転じて1.1%高。前場は原発稼働に関する朝日新聞の世論調査が手控え要因になったとされたものの、午後は、今夏の電力需給見通しを発表したと伝えられ、危機をあおるような報道が出てこないため、電力不足は乗り切れそうとの見方が広がり3日ぶりに反発。

 東証1部の値上がり率1位はイトーキ<7972>(東1)の12.6%高となり収益拡大期に移行し変貌妙味とされ、一説、大物仕手筋・加藤氏銘柄として昨日まで活況の明和産業<8103>(東1)から乗り換える動きとの見方もあり2月に続く騰勢第2波が佳境、2位は廣済堂<7868>(東1)の12.1%高となり前引けの1位からは後退するが業績予想の増額を継続材料に値幅狙いの資金介入と3日連続高値、3位は前引けと同じく東洋機械金属<6210>(東1)が入り昨日の業績予想増額を好感し高値に接近9.3%高。

 ニチモウ<8091>(東1)は仕手色が強く漁具・漁場の復興関連株との位置づけで4月17日から異彩な展開を続け高値更新の9.3%高、丹青社<9743>(東1)は低PERなど材料に軽量性を発揮と出直りを強め8.3%高になった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:12 | 市況・概況