■東証1部銘柄は64%が高い
22日後場は、強もみあい。日銀の金融政策決定会合(22日〜23日)に加え、欧州では23日にEU非公式首脳会議が予定されるため、ユーロ安定化策などに期待感。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が一段ジリ高となり、三井不動産<8801>(東1)もジリ高。東証1部の出来高上位30銘柄はすべて高く、売買代金上位30銘柄も28銘柄が高い。「東京スカイツリー」が本日開業し、事業主体の東武鉄道<9001>(東1)や商業街区に出店するサマンサタバサジャパンリミテッド<7829>(東マ)なども堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1081(約64%)だった。
日経平均は続伸。後場は8720円(86円11銭高)前後で小動きのまま堅調地合いを保ち、終値は8729円29銭(95円40銭高)。
東証1部の出来高概算は、15億1921万株、売買代金は2日続けて1兆円に届かず、9175億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1081(前引けは1160)銘柄、値下がり銘柄数は471(前引けは383)銘柄。
また、東証33業種別指数は、前引けと同じ29業種が値上がりし、値上がり率上位は、海運、鉱業、機械、輸送用機器、鉄鋼、不動産、ガラス・土石、証券・商品先物、非鉄金属、金属製品、電気機器、など。
一方、値下がりした業種は、電力・ガス、水産・農林、情報・通信、空運、だった。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!




2012年05月22日