JT(日本たばこ産業)<2914>(東1)は25日、1万6000円高の44万1500円まで上げて5日続伸し、4月4日につけた年初来高値49万500円を視界に捉えている。前日25日にベルギーの手巻きたばこ大手グリソン社を今2012年中に買収することを発表、即戦力として同社業績に寄与すると評価して割安株買いが増勢となっている。
グリソン社は、フランス、ベルギー、スペイン、ポルトガルなどの欧州諸国で手巻きたばこの有力な事業基盤を構築、市場シェアは、フランスで20.8%を占め、2011年の販売数量は約3900トン(紙巻たばこ換算で52億本)、売り上げは約93億円、営業利益は約31億円に達している。
JTは、同社全株式を約510億円で取得し、欧州手巻きたばこ市場で事業基盤を強化するとともに、専門性・技術も入手し、たばこ製品カテゴリーで強固なブランドポートフォリオを構築する。
JTの株価は、前3月期業績の上方修正・増配で年初来高値をつけ、その後、株式分割(6月30日割り当て、1対200)や上ぶれ着地業績を発表したが、40万円台を試す下値調整が続き、ディフェンシブ株人気の再燃で3万円幅の底上げをしたところである。PER13倍台の割安修正に弾みをつけよう。
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