ホンダ<7267>(東1)は1日、162円安の2389円まで下げて5営業日ぶりに急反落し、7月25日につけた年初来安値2339円目前となっている。前日31日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、V字回復して、期初予想の3月通期業績対比で高利益進捗率を示したが、前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して91円安(円換算値)で引けたことも響いて、織り込み済みとしてリスク回避売りが再燃している。
1Q業績は、前年同期比42%増収、6.6倍税引前純益増益、4.1倍純益増益と大きく増収増益転換、今期通期業績対比の利益進捗率も、目安の25%を上回る30〜28%となった。
二輪事業は、売上台数が、21%増の236万6000台と伸びたものの、販売管理費増加、為替影響で減益となったが、四輪事業は、前年同期の東日本大震災の影響が一巡して売上台数が85%増の84万9000台と伸び、販売管理費、研究開発費の増加や為替影響をこの売上台数増と構成差による利益増加でカバー、V字回復につながった。
3月通期業績は、為替レートを期初予想通りに1ドル=80円、1ユーロ=105円と想定して期初予想を変更せず、純利益も同じく4700億円(前期比2.2倍)とV字回復を予想している。
株価は、今期純利益のV字回復予想も市場コンセンサスを下回るとして調整、国内のエコカー補助金復活で2799円までリバウンドしたが、世界的な景気減速懸念が強まり年初来安値まで売られた。目先売り一巡後にPER9倍台、PBR1倍ソコソコの下げ過ぎで底上げ展開も想定される。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!

































