日本合成化学工業<4201>(東1)は20日、4円高の547円まで上げて6営業日続伸し、前週末17日ザラ場につけた年初来高値に顔合わせしている。
今3月期業績が、下方修正続きだった前期と逆に、今年7月に今期第1四半期(1Q)決算発表時に、第2四半期(2Q)累計業績を上方修正したことが、高値追い要因となっている。
2Q累計業績の上方修正は、前期業績の下方修正要因だった光学用途の「OPLフィルム」が回復し、前年同期水準まで戻っていないが、EVOH樹脂「ソアノール」が、食品包装用途を中心に好調に推移していることが寄与したもので、2Q累計純利益は、期初予想の26億円を28億円(前年同期比54%増)に引き上げ増益転換率を拡大する。
3月通期業績は期初予想を変更しなかったが、それでも純利益は、60億円(前期比90%増)とV字回復し、2011年3月期の過去最高(61億3100万円)に接近する。
株価は、今期業績のV字回復予想で500円台にタッチしたものの、全般相場の急落とともに年初来安値408円と売られ、下げ過ぎ訂正に2Q累計業績の上方修正が続き同高値まで上値を追った。PERはなお8倍台、PBRも0.9倍と割安であり、売り長で逆日歩のつく信用好需給もオンして昨年2月以来の600円台回復を目指そう。
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2012年08月20日

































