GMOクラウド<3788>(東マ)は、去る7月23日に第2四半期(1〜6月=第2Q)と通期見通しの上方修正を発表。これを受けて、8月6日に第2四半期の決算を発表した。上方修正は、売上で1300万円、営業利益1億4100万円、純益で8700万円、それぞれ期初予想に対し増額。結果、第2四半期(1〜6月)は、売上が前年同期比4.6%増の46億8900万円、営業利益同比14.7%増の4億9300万円、純益1.1%増の2億6500万円だった。セグメント(部門別)状況は次の通り。
【ホスティングサービス事業】 売上は前年同期比1.8%減の33億1700万円、セグメント利益は16.1%減の3億2600万円。昨年から開始したクラウドサービス販売が好調。今年4月には、クラウド基盤のVPSサービス『GMOクラウドVPS』やクラウド運用を代行する『マネージドサービス』を開始。3月には日本と米国サンノゼの2拠点からデータセンターを選択できるマルチロケーションサービスの提供を開始した。
【セキュリティサービス事業】 売上は前年同期比15.0%増の10億4100万円、セグメント利益は70.1%増の1億3400万円。日・米・英各拠点の販売代理店の拡大、大口案件が寄与した。とくに、日本国内においては、5月及び6月に発表されたSSLサーバ証明書市場におけるルート認証局のシェアN0.1を獲得。『グローバルサイン』ブランドの認知度向上とシェア拡大を順調に進めている。
海外では、北米エネルギー規格委員会の指定認証局に認定されている。今年夏にはインドオフィスの設立を予定。さらに、スマートフォンを始めとしたスマートデバイスの急激な普及に伴い、スマートデバイス向け端末認証サービスの開発及び提供を開始、ルート証明書の搭載率拡大に取組んでいる。
【ソリューションサービス事業】 売上は前年同期比48.6%増の4億200万円、セグメント利益は大幅増の4100万円。WEBコンサルティング・オフィスコンサルティングサービスにおいて、ホームページ制作が堅調。スピード翻訳サービスも特に法人及び大学からの受注が拡大し利用者数が順調に増加している。
■利回り3.8%、PERでも9倍超と割安
【通期見通し】 今12月期は売上前期比5.2%増の95億200万円、営業利益31.9%増の10億400万円、純益55.7%増の5億8700万円の見通し。とくに、利益は今年2月に公表した予想(営業利益8億6600万、純益4億9000万円)を大きく上回る。今期予想1株利益は5066円、配当は年1800円(期初予想より300円アップ)の予定。
【株価見通し】 年初来高値は5万7500円(2月27日)、安値3万9500円(5月16日)、直近値4万7150円(8月17日)。配当利回り3.81%、予想PER9.3倍。2007年当時に大規模投資をしたセキュリティ事業がここにきて業績に大きく寄与。さらに、これからクラウドサービス事業が収益に本格的に寄与してくる。4万5000円を挟んだモミ合いでチャートの形もよい。好仕込み場だろう。
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