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2012年08月27日

【銘柄フラッシュ】カルビーやキッコーマンが高値に進みシャープは活況高

 27日後場は、円相場が対ドル、ユーロともやや円高気味になり、前場堅調だったファナック<6954>(東1)が小安くなり0.2%安。自動車株も総じて重くなり、トヨタ自動車<7203>(東1)は0.5%安。一方、シャープ<6753>(東1)は銀行団の融資観測に加えてCP(コマーシャルペーパー)償還資金にメドとの観測もあり一時200円台を回復し2.6%高。前引けに続いて東証1部の出来高・売買代金とも1位。

 ディフェンシブ銘柄に強さがみられ、キッコーマン<2801>(東1)が前場高値を更新したまま後場も堅調で0.6%高、カルビー<2229>(東1)は前場高値を更新し後場も上値を追い0.7%高、明治ホールディングス<2269>(東1)も、前場高値を更新したまま後場も堅調で0.8%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けと同じジーンズメイト<7448>(東1)で月次動向を継続材料に契機に22日から連日急伸で高値更新の15.9%高、2位にはツカモトコーポレーション<8025>(東1)の10.9%高が入り仕手色の強い銘柄ではあるものの通期の業績に上ぶれ期待があるとされて10.9%高、3位は株価10円台のサクラダ<5917>(東1)の8.3%高。

 もしもしホットライン<4708>(東1)は8月初に業績予想を増額し選挙関連株でもあるとされて6.9%高、を材料に急伸した相場の第2幕とされて高値更新。KLab<3656>(東1)はソーシャルゲーム業界の中で「コンプガチャ」の影響が少ないとの見方で戻り高値の6.2%高、パイオニア<6773>(東1)は前週末にかけてシャープ<6753>(東1)の資産売却リストラにともなう売り圧迫が言われたもののヤマを越えたようで反発4.4%高となった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:59 | 市況・概況