シャープ<6753>(東1)が、東証1部で前場出来高において第1位。第2位のあおぞら銀行<8304>(東1)に大きく差をつけて断トツの1位。株価は13円高(6.5%高)の210円と去る8月13日以来の210円水準に買われている。
「大規模のリストラ実施が伝えられており、これによって銀行の緊急融資も受けられるのではないか。鴻海(台湾)との再交渉も進展が予想されることから売り方が買い戻しているものとみられる」(中堅証券)という。
去る、8月15日に164円の歴史的な安値に沈んだものの、その後は下げ渋りだった。信用取引の買残、売残とも膨張し、いわゆる「取組み人気」となっている。当面は30日線を抜くかどうかが注目される。抜くことができれば、売方の買戻しが本格化して300円も見込めそうだ。
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2012年08月28日