28日前場は、朝方堅調だったものの、上海・香港株が軟調に始まると次第に値を消す相場になり、ホンダ<7267>(東1)が2600円を割り込み、キヤノン<7751>(東1)も一時2700円を割り込んだ。半面、シャープ<6753>(東1)は台湾・鴻海精密工業との出資を巡る交渉進展の観測を材料に5.6%高となって200円台を回復し、出来高・売買代金ともトップ。
食品大手銘柄に年初来の高値が続出し、カルビー<2229>(東1)は1.4%高で3日連続高値、ヤクルト本社<2267>(東1)は1.4%高で5日ぶり高値となったほか、キッコーマン<2801>(東1)は0.1%高、味の素<2802>(東1)は0.9%高で高値更新。
東証1部の値上がり率1位は、あおぞら銀行<8304>(東1)の18.7%高となり公的資金の分割返済と自社株買いの発表を好感し戻り高値を更新、2位はジーンズメイト<7448>(東1)の14.3%高となり月次動向を材料に22日から連日急伸の高値更新、3位は株価10円台のランド<8918>(東1)の11.1%高、4位はシャープ<6753>(東1)の5.6%高。クスリのアオキ<3398>(東1)は昨日発表の月次動向を好感し5.1%高となった。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!
2012年08月28日