28日後場は、対ユーロで円高基調になる場面があり、日経平均は8月16日以来の一時9000円割れ。パナソニック<6752>(東1)が550円台を割り2.5%安、野村ホールディングス<8604>(東1)は270円台を割3.3%安。一方、シャープ<6753>(東1)は活況裡に一段高となり、台湾・鴻海精密工業との出資を巡る交渉進展の観測を材料に9.1%高となり、出来高・売買代金ともトップ。
カルビー<2229>(東1)は後場一段上値を追い、3日連続で年初来の高値に進んだあと2.2%高。ヤクルト本社<2267>(東1)も後場一段高となり5日ぶりに年初来の値に進み、大引けは1.8%高。キッコーマン<2801>(東1)も高値に進み0.9%高、味の素<2802>(東1)も高値に進み1.5%高など、食品大手銘柄に年初来の高値が続出。
東証1部の値上がり率1位はジーンズメイト<7448>(東1)の14.3%80円ストップ高となり月次動向を材料に22日から連日急伸で高値を更新、2位は あおぞら銀行<8304>(東1)の13.9%高となり前引けの1位18%高からはダレたものの公的資金の分割返済と自社株買いの発表を好感し戻り高値、3位は前引けと同じく株価10円台のランド<8918>(東1)の11.1%高、4位はシャープ<6753>(東1)の9.1%高。
クスリのアオキ<3398>(東1)は昨日発表の月次動向を好感し一段上値を追い7.8%高、カカクコム<2371>(東1)はヤフー<4689>(東1)との提携を好感し3.5%高、あいホールディングス<3076>(東1)は監視カメラやセキュリティシステムが日中韓の大使館などで需要増加の期待があるとかで3.5%高となった。
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2012年08月28日