29日前場は、シャープ<6753>(東1)が引き続き台湾・鴻海精密工業との出資を巡る交渉進展の観測を材料に9%高となって7日連続高。昨日に続き出来高・売買代金とも1位。円安基調を受けてソニー<6758>(東1)は反発し3.4%高となったものの、ユーロや中国景気に不透明感があるため、トヨタ自動車<7203>(東1)は前日比変わらず。キヤノン<7751>(東1)は0.1%安。
ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツによる増資引き受け観測を材料に一時ストップ高となり31.1%高。
東証1部の値上がり率1位はルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)の31.1%高、2位はジーンズメイト<7448>(東1)の18.0%高となり月次動向を材料に22日から連日急伸の高値更新、3位はシャープ<6753>(東1)の9.3%高。
ネクスト<2120>(東1)は急反発となり、業績予想の増額を好感した月初からの相場が再騰入りとの見方で7.0%高、東映<9605>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げがいわれ5.5%高、クスリのアオキ<3398>(東1)は27日の月次発表を引き続き好感し4.3%高となった。
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2012年08月29日